神に助け求める中国高官 「マルクス主義は完全失敗」=専門家
無神論を掲げるマルクス主義を元に築かれた今日の中国共産党。独裁政権下で政府高官は日常的にプレッシャーと背徳、罪悪感にかられ、最近では仏教や道教など信仰に助けを求めているという。
香港の鳳凰誌は、元南京市トップの楊衛澤氏が仏教修道者と友好関係にあったと報じた。他にも政府高官が僧侶と行動を共にしている様子をとらえた写真を掲載した。僧侶との親しい関係が発覚して、楊氏を含む複数の高官が失脚した。
「西遊記」で知られる玄奘三蔵法師の霊骨を祀る玄奘寺の住職・釋傳真氏は、南方週刊の取材に対し、政府高官が人生や仕事上の問題を抱えた時、また結婚などの運気を尋ねるためにアドバイスを求めに来ると答えた。また、多額のお布施を受けることも珍しくないという。
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