習主席「胡錦濤氏の轍は踏まぬ」

【大紀元日本3月12日】権力の集中を図ったり、反腐敗運動を進めてきた習近平国家主席。その裏に、前任者胡錦濤氏の教訓があったという。2010年、中央軍事委員会副主席に就任した習氏は、当時の最高指導者だった胡主席が江沢民派の操(あやつ)り人形になっているのを目の当たりにして、その轍は踏まないと決意したという。香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストがこのほど、2人の情報筋の話として報じた。

当時の状況について、元軍幹部の関係者の情報によると「徐才厚、郭伯雄両軍事委副主席ともに江沢民元主席の腹心。両氏は胡錦濤前主席を孤立させた」と語った。また、軍の最高学術機関である軍事科学院の関係者の情報では「江元主席は両氏を通じて軍に影響力を行使していた」と明言した。

胡氏が04年、江元主席から軍トップの座を譲り渡されたが、軍の実権を握っていなかったのは公然の秘密だった。徐才厚氏は公然と官位売買で私腹を肥やし、「胡主席の承認を得ずに人事の決定を下していた」と軍事科学院の情報筋はその傍若無人ぶりを語った。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
トランプ大統領は6月19日、米国によるキューバでの作戦の可能性について、今年初めにカラカスでベネズエラの指導者 […]
イスラエルは6月19日、テロ組織ヒズボラとの停戦に合意した。これはレバノンで一夜にして戦闘が激化したことを受けたものである。
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている