IKEA中国、展示品で居眠り禁止令 効果なし

【大紀元日本4月7日】大手家具販売企業イケア(IKEA)は4月はじめ、中国の店舗で顧客が展示品で居眠りするマナーの問題について、購入意図のない長期利用を禁止すると告知した。しかし状況は変わらず、各店舗では相変わらずベッドやソファなどで熟睡する客が絶えない。北京青年報などが伝えた。

同紙によると、禁止令が出された後も、北京にあるイケア西紅門店には、来店客がひと目をはばからず、家にいるかのように振舞っていた。ソファには足を投げ出しうたた寝する人、ベッドの展示品では、靴を脱ぎ布団をかけて熟睡するものもいる。

ベッドに横たわっていた中年女性に、同紙は話を聞いた。デパートで買い物した後に歩き疲れると、イケアに来て就寝するという。ベッドは心地よく、この女性の姉妹たちも習慣的に休みに来ると話した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。