中国海軍機、バシー海峡通過で遠洋訓練へ 台湾とフィリピンが警戒
【大紀元日本6月11日】海軍航空隊の各種航空機が10日午前、台湾とフィリピン間にあるバシー海峡から西太平洋海域に入り訓練を行ったことがわかった。台湾防衛省は中国軍の動向に監視強化を継続すると声明を発表した。台湾の国営通信社「中央社」などが報じた。
中国海軍の公式ミニブログは同日、これらの海軍機がバシー海峡を通過し、同海域で海軍の遠洋巡航艦隊と協同訓練を行ったと発表した。
それに対し、台湾防衛省の羅紹報道官は同日夜、中国軍による訓練は今回が初めてではないため、「台湾軍部は情報を掌握し、同範囲内での監視強化を継続している」と強調した。
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