【ぶらり散歩道】ー大阪府篇ー 箕面市

【大紀元日本7月7日】箕面市大阪市の北部にあり「箕面の滝」「もみじの天ぷら」が有名です。もみじの天ぷらってご存知ですか? 紅葉の葉を天ぷらで揚げた、パリッとした触感のお菓子です。もちろん、どんな紅葉の葉でも良いというものではありません。お店の方は「柔らかく、くせのない、歯ざわりの良い食感の葉を育てるために研究し、無農薬栽培で育てた紅葉の葉を使用しています」と教えてくれました。

 葉を秋に収穫し、一年間たるに塩漬けにして温度・湿度を一定にして寝かせます。その後、流水で塩を抜き、衣をつけ、揚げるそうです。紅葉の葉の形のまま揚げるには技術が必要です。もちろん一枚、一枚が手作りです。

 もみじの天ぷらを販売しているお店は阪急箕面駅周辺の数店だけで、お店によって独自の味があるそうです。インターネットでも購入できます。

 紅葉の天ぷらの起源は1300年前、役の行者が葉をなたね油で揚げたのが始まりとのことです。ありがたい名物ですね。

 今回は箕面の滝まで行くことが出来ませんでしたが、新緑に包まれた滝道を歩くと身も心も清められそうです。
 

有名な箕面の滝(写真提供 箕面市)

 

箕面市のゆるキャラ 滝の道ゆずる君 名産のゆずをアピール(写真提供 箕面市)

 

瀧安寺は役の行者ゆかりの寺

 

箕面山 瀧安寺 修行の地です

 

箕面川の流れを眺めながら食事を楽しめる箕面川床

 

駅前の天ぷら屋さん 紅葉の天ぷらを揚げているところ

(文/写真・佐吉)