米国亡命の元学生リーダー、中国入国を拒否され続ける

【大紀元日本7月10日】天安門事件の元学生リーダーで米国に亡命した熊焱さん(52)は、自身の母親をめぐって、中国政府に入国ビザの発行を求め続けている。

熊さんはここ3カ月間、母親が危篤との理由で入国を求めていたが、ビザ発行は叶わず、母親は7日に死亡した。26年ぶりの親子の対面は叶わなかったものの、葬儀出席のため、再度ビザの発行を求めている。

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジアの取材に答えた熊さんは「私は(母親死亡の前に)帰りたかった。しかし望みは叶わなかった。葬儀に出席できるよう、中国政府に求めている」と述べた。

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