市民監視役「おばちゃん」密告者として活躍

【大紀元日本7月30日】中国の中年女性というと、路肩に座って世間話をしたり、広場で音楽をかけて社交ダンスに興じるような姿が思い浮かべられる。「大媽(ダーマ、おばちゃんの意味)」と呼ばれ、親しみやすい存在であるはずだが、なかには共産党が指揮する社会の秩序維持のため、市民の監視役を担う熱心な政治要員がいるという。

 密告者として「活躍」するおばちゃんたち

 北京には、ボランティアの市民が公安局に属して秩序維持に協力する「情報員」が存在する。街を巡回し、人々の会話に聞き耳を立て、特定の場所に立ち市民を監視している。旧東ドイツには、同様のシステムが存在した。一般市民が国家保安省へ情報提供するスパイに成り代わり、互いを監視していた。

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