中国爆発事故
山東省の化学工場で爆発事故、10人死傷 「巡回検査を受けたばかり」
中国では化学工場による爆発事故が相次ぎ、危険物の管理や安全性への社会不安が広がっている。犠牲者120人以上を出した天津の爆発事故からわずか10日後の22日夜、山東省淄博市桓台県の化学工場で大きな爆発と火災が発生し、工場従業員1人が死亡、9人が負傷した。
中国国内メディアによると、地元当局は、化学物質を分離させる機械が炎上して爆発したとして、消防隊員150人と消防車20台の態勢で消火活動にあたり、約5時間後に鎮火した。
工場から1キロ以内に住宅地があり、爆発の衝撃で多くの窓ガラスが割れた。爆発の震動は5キロ離れた場所でも感じられた。また、事故後、白っぽい粘りがある物質が空中から落下し、刺激臭もしたという。
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