中国株暴落、当局は市場介入を一時停止か 「下支え策のコストが高すぎる」

中国・上海株式市場の24日から2日間の15%株価暴落は、中国の景気減速懸念や世界経済の先行き不安を背景に、世界の株式市場の連鎖安を誘発した。中国当局は、これまでの株価暴落局面で、なりふり構わぬ市場介入でさまざまな株価下支え策を打ち出してきたが、今回は静観する姿勢を見せている。

25日付中国経済メディア「財新網」によると、中国証券監督管理委員会(証監会)はすでに株式市場に介入しないという態度を表明した。証監会は今回の株価暴落について平然たる態度を取っているようだ。「前回の大暴落発生時、取引所株価指数の管轄部門は残業で幹部らの指示を待たなければならなかったが、今回の相場8%以上急落でも、残業する必要はない」と、「財新網」は情報筋の話として報じた。

 内部情報:株価下支え策のコストが高すぎる

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった
中国の若者の間で、カメラやドローン、ブランド品などを購入せずレンタルする消費が広がっている。利用が急増する一方、7月の小売総額の伸びは0.6%にとどまり、内需拡大への影響も注目される
中国で高級ブランドの販売が急減した。7月は主要25社の売上高が10%超減少。海外資産への課税・資本規制強化、株価や不動産価格の低迷が富裕層の消費を冷やしている。
中国の農村部にある中小銀行が2025年に670行減少し、1年間で18.6%減った。景気低迷や中小企業の経営悪化、不良債権の増加を背景に、銀行の合併・再編が加速している