インド洋で発見の残骸 消息不明のマレーシア機=仏検察
フランス検察当局は3日、インド洋の仏領レユニオン島で発見された飛行機の残骸が、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便の一部と公式に確認した。ドイチェ・ヴェレが4日、伝えた。
同検察当局によると、フランスの専門機関が7月末に同島で発見された飛行機の残骸を鑑定した結果、機体の翼部分の番号はMH370便のものと一致した。
残骸は「フラッペロン」と呼ばれる翼の一部や、窓や座席のクッション、アルミニウムの部品など。国際専門家チームが同機のものかどうか調査を進めてきた。
昨年3月8日クアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶ったMH370の乗客227人のうち、中国は153人、マレーシア人は38人、オーストラリア人は6人を占めており、これまでに同3カ国主導のもとで捜索活動が進められてきたが有力な手かがりはなかった。
(翻訳編集・叶子)
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