交通事故生還者の臨死体験

喜びを忘れずに生きていこう(上)

重大な異変に遭遇し、肉親を失う悲しみから立ち直ることは容易ではない。交通事故で愛妻と次男を失った米国の若い父親、ジェフ・オルセンさん(Jeff Olsen)は、一連の臨死体験を経験し、それによって心の昇華を成し遂げた。

交通事故の後、いかにして悲しみを乗り越え、事故から生き残った長男のために立ち直ったかを、ジェフさんは2冊の本『私は彼らの心を知っている(I Knew Their Hearts)』、『80マイルの表記板を越える(Beyond Mile Marker 80)』に記述した。心身ともに絶望に陥った中で臨死体験を経験し、他の空間の事物と偶然にめぐり会ったことは、彼に更に神の存在を信じさせることになった。その瞬間から、彼は無条件の愛、喜び、勇気を抱いて生きていこうと心に決めたのだった。臨死体験研究の先駆者、米国精神医学博士レイモンド・ムーディー氏(Raymond Moody)は、ジェフさんの本に次のような序文を書いている。「1965年から、私は世界中で何万人もの臨死体験をした人を取材した。ジェフのストーリーは最も驚異的な例の一つで、私の想像をはるかに超えている」

以下の記述は、ジェフさんが去年9月に国際瀕死研究協会(IANDS)の年次例会で発言した内容、およびその後の取材に基づいたものである。

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