今日の一枚

中秋の名月 スーパームーンと皆既日食

月と地球が一年で最も接近し、満月が重なる日に見られる「スーパームーン」が28日、世界各地で観測された。欧米やアフリカでは皆既日食も観測され、33年ぶりの奇観となった。

 米航空宇宙局(NASA)によると、次にスーパームーンと皆既月食が重なるのは18年後の2033年。

 27日は、陰暦8月15日にあたる三大節句の1つ、中秋節。日本、台湾、中国、ベトナムなどアジアの国では習慣的に、一年で最も明るく輝く満月を鑑賞し、月に見立てた提灯を飾ったり、お菓子「月餅」を食べたりして、家族の団らんを祝う。

 
米国コロラド州で観測された、スーパームーンの皆既日食(NASA/Bill Ingalls)
米国ラスベガスの上空に輝く、赤銅色の月(Ethan Miller/Getty Images)
南米チリで観測されたスーパームーン(Mario Tama/Getty Images)
27日、香港中心地にあるヴィクトリア・パークで開かれたランタン・フェスティバル(余鋼/大紀元)
店に並んだ月餅(宋祥龍/大紀元)

(翻訳編集・佐渡 道世)

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