ウルグアイ大統領 機内で急患救う
南米ウルグアイのバスケス大統領が航空機内で乗客の命を助けたことが話題になっている。医師でもある大統領は26日、フランス訪問のためパリへ向かう機内で、食物アレルギーで窒息状態に陥った17歳のフランス人少女を手当てして命を救った。地元メディアなどが報じた。
女性はピーナッツを含む食事を取り、機内で重いアレルギー症状を起こしたという。医師の助けを求める機内アナウンスを聞いたバスケス大統領と大統領の主治医が名乗り出た。
バスケス氏らは最初、女性に抗アレルギー薬を飲ませようとしたがうまくいかず、静脈注射を打ったという。主治医は「当初は危険な状態で、われわれが手当てしなかったら、どうなっていたか分からない」と語った。話によると、大統領は以前にも、ヨーロッパ行きの機内で喘息発作を起こした米国人女性に救命措置を施したことがあるという。
ウルグアイは南米の人口約300万人の小さな国。がん放射線治療の専門医だったバスケス氏は、貧困層のための病院や食堂を建設し、2010年まで5年間大統領を務め昨年再び当選した。
(翻訳編集・叶子)
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