澄んだ冬空は天体観測の絶好の条件となる。1月20日から2月20日まで、夜明け前の空に太陽系の5つの惑星を肉眼で観測することができる。宇宙・地球科学情報サイト「Earth Sky.org」が1月19日に伝えた。
同サイトによると、同期間に太陽系の5つの惑星―水星・金星・火星・木星・土星が、太陽に向かって一直線に並んでいるのが見えるという。5つの惑星が同じ天空に出現するのは2005年1月以来10年振り。
観測のポイントは、夜一番に現れる惑星は、東の空で観測される木星であり、その後火星、土星、金星、水星が真夜中から早朝にかけてゆっくり昇っていく。金星は最も明るい惑星であり、東南の空で観測することができる。
また、夏の8月13日から19日に、5つの惑星が同時に見られるチャンスが再び訪れるが、冬の澄んだ空の方がはっきりと見られる。
(翻訳編集・山本アキ)
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