IMABARI タオル美術館 ICHIHIRO

(慧子撮影)

国内のタオル生産量のシェア約60%を占める今治市。その南方にあるのがIMABARIタオル美術館ICHIHIROだ。ここは世界で唯一タオルをテーマにした美術館である。館内はタオルとアートが融合したスペースとなっており、数えきれない程の様々なタオルが並べられている。壁にそって展示されているタオルのグラデーションは、まるで美しく彩られたパレットのようだ。

(慧子撮影)

タオル工場見学ブースでは最新鋭機の高速自動機械による製造の様子を真近に観ることができる。横糸を高速で打ち込む装置により、高速稼働の仕組みが分かり易くなっている。白い綿から今治タオルの製品になるまでの工程は感動的である。

(慧子撮影)

俣野温子タオルアートコレクション

ここには作家、画家、グッズデザイナーとして活躍している俣野温子さんのタオル、布、糸等を用いて製作した作品が多数展示されている。原画を忠実にタオルで再現した作品、織物に手彩色を施した作品、タオルと糸を用いて製作したオブジェ等、俣野温子さんの夢の世界を堪能することができる。マツコマタノギャラリーでは、絵本やタオル製品、文房具、人形をベースにした商品の展示販売も行われている。

(まさ恵撮影)

ムーミンの世界展

(慧子撮影)
(慧子撮影)

昨年7月17日、ムーミン70周年を記念した展示ブースがリニューアルされた。滑らかな光沢が特徴の朱子織を用いた新作タオルアートやムーミンの40mタオル、ムーミンのキルトなどが展示されている。ムーミンショップでは各種グッズ等が販売されており、可愛いムーミン達に迎えられ、優しさと温もりのあるムーミン谷にいるような気持ちを味わうことができる。

(まさ恵撮影)

ウインターイルミネーション

3月中旬まで夕方5時から9時の間、ウインターイルミネーションが開催されている。冬空のヨーロピアンガーデンには約10万個の光が舞い、140メートルのNEW「光のトンネル」には5万6千球、全体では10万球のLEDライトが点灯されている。

アクセス:しまなみ海道・今治ICから車で20分/今治小松道・東予丹原ICから車で10分/伊予駅からタクシーで25分

(文 こずえ)

関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。