中国証監会、新トップ就任 4つの難題に直面
中国国務院は2月19日、証券管理当局の中国証券監督管理委員会(証監会)の主席および党委員会書記の肖鋼氏を解任した。後任は改革派とされる中国農業銀行の劉士余会長が指名され、同証監会の第8代主席となった。20日付国営新華社が報じた。
昨年夏の中国の株価暴落と「サーキットブレーカー制度」で今年1月に起きた株式市場の混乱を経て、国内外の投資家は、証監会トップ解任により今後の中国株価相場の動きに注目している。
これまでの統計によると、前任の7人の主席が就任した際、国内株式市場では好感し短期的な株価上昇があった。その7人の主席が就任した後初めての取引日終値が前日営業日比では4回の下落と3回の上昇となった。就任後の初めての取引週間終値は、同2回の下落と5回の上昇となった。
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