英国に亡命の医師 死刑囚の臓器摘出体験語る
ウイグル人医師のアニワル・トフティ氏が広島・長崎被爆70周年「核のない未来を! 世界核被害者フォーラム」で講演するため、11月22日にイギリスから来日した。
トフティ氏は広島県東広島市で開催中の「真善忍国際美術展」を訪れ、大紀元の取材で、20年前に死刑囚から臓器を摘出した体験を語った。
1995年、トフティ氏が中国でまだ若い外科医であった当時、上司の外科医長の命令で、死刑囚から臓器を摘出する手術を行った。死刑執行後、急いで肝臓と腎臓を摘出するようにと医長から指示され、直ちに手術にとりかかり、30分も要せず摘出を終えた。しかし、手術時に思いのほか出血があり、驚いたという。死刑を執行された死刑囚の銃痕は左胸ではなく、右胸にあった。その死刑囚は故意に生かされていたのである。
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