中国古典舞踊への誘い
堅固な意志を持つ三蔵法師
「千里の道は一歩から」という格言があります。一人の僧侶が、一歩を積み重ねることで17年間の旅路が可能であることに気がつきました。この若い僧侶の名は「玄奘」または「三蔵法師」として知られ、「唐僧」としても 親しまれています。冒険に満ちた取経の旅の史実から、伝奇小説『西遊記』が生まれました。小説の中で玄奘は、唐の皇帝・太宗の要請でインドへ渡り、仏教の経典を持ち帰りました。
観音菩薩のはからいで、孫悟空、猪八戒、沙悟浄、白龍馬が伴うことになりました。彼らに身を守ってもらえますが、試練は自分自身で乗り越えなければなりません。ある時、美しい女王から求婚されます。女性だけが居住する土地を治め、 富と快楽を享受できる生涯が約束されていました。しかし、己の道を揺るぎなく歩むと決めた三蔵法師は、丁重に断り、取経への旅を続けました。
三蔵法師は、9 x 9=81の試練と魔難を乗り越え、取経という貴い使命を忘れることなく、肉体的にも精神的にも向上を続けます。このため、三蔵法師は信心深く献身的な人物の象徴となりました。
三蔵法師が乗り越えたひとつ一つの物語には、異なる教訓と道徳が示されています。神韻の演目ではこれまで様々なエピソードを舞台で紹介してきました。
(神韻芸術団フェイスブックより)
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。