この夏! 台湾旅行がおすすめ! 人気の観光スポット7選【動画付き】
海外でも比較的近場で安くて、気軽に旅行に行けるということで、人気のある台湾。テレビ番組でも台湾の観光スポットが取り上げられるようになり、ますます身近になってきましたね。日本より南に位置する台湾は、夏は暑くて行きたくないと思っている人も多いのではないでしょうか?夏の台湾は確かに暑いですが、現地の人が避暑に訪れる場所があるんです。今回はそんな台湾オススメ観光スポットを紹介します!
1.烏来(ウーライ)風景区
新北市にある烏來風景特定区は豊かな自然に囲まれ、春夏秋冬と一年を通して旅行客が訪れる人気の観光スポット。その中でもオススメなのが滝と温泉。森林遊歩道、滝を観賞する亭、バーベキュー場もあり癒しを求め、多くの人が足を運びます。
烏來の滝は日本の統治時代から「雲來之瀧」と呼ばれ、高さ80メートルあまりの高さから下へ落ちる水がまるで白い絹のよう! ケーブルカーで滝の上に上がるとリゾート施設「雲仙楽園」があり、アーチェリー、サバイバルゲームなどが楽しめます。
烏來には温泉施設も充実していますが、なんと河原から温泉が湧き出ているところがあるんです。湯温は約80度でけっこう熱めなので、冷たい川の水を混ぜて足湯にして入るのもオススメ。血行もよくなり冷え性やむくみにも効果があります。もちろん浸かってもリラックス効果抜群!
2.蘇澳冷泉
蘇澳冷泉は世界でも珍しい低温炭酸鉱泉冷泉で温度は22℃と冷たく、これからの暑くなる季節、冷泉に浸かると身体がひんやりと気持ちいい。この冷泉は飲むこともできて、お店では冷泉水で作ったソーダ水や羊羹、お菓子、餅など売っています。独特の風味で癖になること間違いなし!
南方澳漁港は台湾でも有数の漁港で、新鮮な海産物が安い。付近を散策すると何軒も海鮮料理店が見つかります。豊富な海の幸をお腹がいっぱい食べたら絶景スポット豆腐岬に行ってみたいですね。岬から見える雄大な海と美しい海岸線の織りなす景色は一見の価値あり!
3.渓頭自然教育園区
渓頭自然教育園区は、標高1150m以上の高地にあり夏でも涼しく台湾でも有数の森林浴スポットで、豊かな木々の下を歩くと心も身体もリフレッシュ!
その中でも大学池は一番有名で、池には孟宗竹で作られた橋がかかり、優美なカーブを描く橋と池と周りの山の景色とがあいまって一枚の風景画のような風情を醸し出しています。奥に鎮座する渓頭神木は、高さが46メートルで直径16メートルの紅ヒノキの大木で、樹齢なんと2800年! 日本はまだ縄文時代の頃で長い歴史のロマンを感じますね。
4.阿里山国家森山遊楽区
嘉義県の阿里山国家森山遊楽区は、15の山々から成る国家風景区。 最高峰の大塔山は2663メートル。面積は約32700ヘクタールで、その内1400ヘクタールが「阿里山国家森林遊楽区」に指定されています。日の出・夕霞・雲海・鉄道・森山の「五大奇観」は特に有名で山林の歩道を歩くと、マイナスイオンたっぷりで、気分もリフレッシュできます!
阿里山の奮起湖は阿里山森林鉄道の乗換駅で、「南台湾の九份(キュウフン)」と呼ばれています。春には満開の桜、初夏に蛍の観賞ができて、最高の避暑地! 駅を降りて、500メートルあまり続くベニヒノキの道路を歩くと昔ながらの姿が残っていて、風情たっぷりな街並み。ここは「百年の老街」と呼ばれています。また達娜伊谷自然生態公園の魚の観賞エリアでは、なんと高山の国宝魚を見ることができるんです。子どもたちは渓流のそばで水遊びもでき、大自然の中で楽しめる「野山コーヒー」や鄒族(ツォウ族)の郷土料理は絶品。阿里山の自然の美を堪能したら、お腹も美味しい名物料理で満たしてあげてくださいね!
蛟龍の大滝は台湾で一番長い滝。展望台から眺めることもできて、高さ800メートルから落ちる勢いは、まさしく踊り暴れる蛟竜のよう! また豊山村の西方にある石盤谷滝群には大小様々な 6 本の滝があって、階段のように並んでいます。清々しい風に、炎熱の暑さを忘れてしまいそう!
5.宜蘭太平山の避暑地
海抜500~2000メートルのところにある宜蘭太平山森林遊楽区の雲海は、蘭陽八景の一つとして選ばれたことがあり、夏は涼しく快適で、避暑に最適なスポットです。天気の良い日には、太平山から大覇尖山の聖稜線、南湖大山、桃山まで、一望できます。
太平山で最も有名な観光スポットは山頂の近くにある翠峰湖。湖水は一年を通して霧に包まれることが多いけど、晴れた日には湖水は澄んで、まるで鏡のよう。湖畔には歩道もあり、そこからの眺めは絶景です!
独立山の野生動物保護区は太平山から独立山までの原始林の中にあります。区内には「サルの亭」があり、様々な野生動物の生態を観察することができます。観察台からは、太平洋亀山島と南湖大山の風景を観賞もできます。太平山は国家レベルの自然森山歩道が数本あるので四季折々の大自然を満喫した後にゆっくり温泉もいいですね!
6.雪覇と観霧への逍遥の旅
新竹県にある雪覇国家公園と観霧国家森林遊楽区は、高山に位置しているため、空気は清々しく景色が素晴らしい!
雪覇国家公園は雪山山脈が中心になっている高山型の国立公園。青空と美しい雲、見渡す限り果てしない綠の野山。雪覇に来たら、日の出、雲海、霧、夕焼け、星空、山景、海景の有名な七景色は絶対に見逃せないスポットです。
観霧国家森林娯楽区は、雲霧で包まれ、不思議で神秘的な体験ができます。野馬瞰山森林歩道も有名で、ぜひ鳥の鳴き声に心癒されてくださいね!
7.清境風景区の漫遊
南投県仁愛郷大同村の霧社(五里坡)から梅峰までの清境地区は、面積はおよそ760ヘクタール、海抜1600~2100メートルで、台湾で最も高い高原農場。平均温度約16℃で、過ごしやすく静かな清らかな風景は「霧上桃源」と美しい名前で呼ばれています。
近年、清境地区は個性的なスタイルの民宿が有名になり、「台湾の小さなスイス」と呼ばれるようになりました。清境農場内では、かわいらしいアンガス牛や人気者の豪の綿羊の剪毛ショーが行われ、毎年、多くの観光客が訪れています。
清境地区のマーガレット歩道はとても人気があり、歩道の両側には小さなフランスの菊とマーガレットが群生していて山風が軽く吹くと、菊が可愛らしく揺れます。少し歩くと、山の斜面に沿って建てられているスイスの家々が現れ、まるでスイスの田舎とそっくり! 若い女の子たちには見逃せないスポットですね!
(翻訳編集・真子)