内部崩壊が進む中国
衝撃的「胡錦濤暗殺未遂事件」を検索大手一時解禁
中国国内インターネット検索エンジン最大手の百度はこのほど、いわゆる「敏感単語」の表示制限を一時解禁した。それによって、中国共産党内の権力闘争や江沢民派閥が主導した胡錦濤・前国家主席への暗殺未遂事件の詳細記事が突然出現した。
7月7日、百度でキーワード「刺胡事件(胡錦濤暗殺事件)」を入力して検索すると、検索結果にまず最初に現れたのは、「刺胡事件深度揭秘,事件内幕让人震惊!(胡錦濤暗殺事件を暴く、驚きの事件真相!)」、と当局にとって敏感な内容になっている。また、「黄菊自杀真实内幕 黄海刺杀胡事件(黄菊氏の自殺真相、黄海で胡錦濤暗殺事件)」など、2007年に亡くなった黄菊・元中央政治局常務委員の死因が胡錦濤暗殺事件と関係する内容の記事タイトルが相次いで現れた。
今月末から来月にかけて開催予定の最高指導部会議「北戴河会議」を控えて、胡錦濤・習近平派閥のメディアを通じた江派閥への牽制攻撃とみられる。
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