女性には不可解?!多くの男性が抱えている深い悩み
どんなに自信満ち溢れている男性でも、どうしてよいかわからなくなったり、ひどく落ち込んだりすることはあるもの。女性はそんな男性に出会った時、いつもどうしていますか?暖かく励まして、立ち直らさせてあげましょう。
恋人、夫、息子、男友だちなど、あなたのまわりの男性の誰かが何か落ち込んでいるように見える時、あなたが「どうしたの?」と声をかけても「大丈夫だよ」という返事しか返ってこない事ってありますよね? 実はその「大丈夫」は全然大丈夫でないことが多いのです。多くの女性にとって不可解なことかもしれませんが、男性には「自分が誰かの助けを必要としている」ということを認めたくない時があるようです。
その原因について作家のシャンティ・フェルドハーン は、「効率性を最も重要視する女性と違って、大部分の男性にとって重要なのは、自分の設定した目標を自分自身の力で達成する事であり、助けを求める事は自分自身の力で目標を達成できない事になる」と述べています。また何よりも失敗しないことが重要で、万が一失敗した場合、彼らは会社や同僚の期待に応えられないことを心配し、非常に恥ずかしく感じます。時折、自分がクビになり、家族を養えなくなるのではないかと心配することもあるようです。
男性にとって、このような自己懐疑を払拭することがとても難しく、彼らはいつも自分が弱く、不確定的で、何かが足らないように感じています。シャンティが成功しているビジネスマンを取材した際、ある社長が「いつも私は先頭に立って部下を率いていますが、実は自分にはそのような実力は無いと他人に知られてしまうのを心配していました」と自らの心中を漏らしました。彼は5分を使って他人に事の処理法を尋ねるより、二時間もかけてオフィスに座って難題に取り組み、このような自己懐疑の感覚を排除することにしていたそうです。 例え成功している企業の社長でさえ、こうした自己懐疑の念からは逃れられることはないようです。
男性が何をどうすれば良いか、どの道を行くべきか迷っているような時、心の底に隠されている、責任を負えないという無力感や不安を振り払おうとしているのです。彼の努力を見て誠実な拍手と激励を送れば、再び自信を取り戻すことができるでしょう。それが男性にとって一番良い対処方法になるかもしれません!
(翻訳編集・張ミョウ)