法輪功問題の動向

宗教問題に習主席再度発言 弾圧政策の見直しを示唆

1999年7月20日、江沢民政権の中国当局は法輪功への弾圧を開始した。それから17年経過後の今年7月19日、習近平国家主席は寧夏治自区銀川市の寺院で、宗教問題に対する見解を再度表明した。また時を同じくして、法輪功発祥の地である吉林省長春市で共産党中央政法委の会議が開かれ、冤罪や誤審判決の見直しが検討された。このことから、習近平政権の中国当局が宗教に対する弾圧政策を転換するのではとの憶測を呼んでいる。

習主席「中国の宗教は5000年の歴史で育まれたもの」

19日午前、習国家主席は寧夏自治区の銀川市で宗教活動の視察を行い、現地の宗教界代表者との会見で、中国のいずれの民族も宗教も5000年の歴史によって育まれたものであり、大地に根を下ろさなければ存続することはできないとして、宗教に肯定的な見解を述べた。

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