生活習慣見直しのアドバイス

長時間座りっぱなしは肥満、糖尿病などに悪影響

あなたは1日何時間デスクワークをしますか?イギリスの週刊科学誌「ニュー・サイエンティスト」で、せっかく運動をしたのに、その後長時間座りっぱなしの人は、運動は好きですが1日20本のタバコを吸う人と同じく、健康とは言い難いと指摘されています。長時間座りっぱなしの仕事や生活スタイルの人は特に注意しましょう。各国専門家は、長時間にわたり座っていると人体にいろんな悪影響を与えると警告しています。

 肥満

1時間ずっと座っているだけで、血中脂肪の燃焼を助けるホルモン感受性リパーゼ(Hormone- sensitive lipase、 HSL)の働きが鈍くなり、脂肪燃焼量は90%も減少し、脂肪が蓄積されると専門家は指摘。デスクワークをする人の下っ腹が出ている、お尻に脂肪が多いことの原因です。

▶ 続きを読む
関連記事
同じ「過食」でも理由によってGLP-1薬の効き方は大きく変わる――外部刺激型は効果大、感情型は伸び悩む最新研究の驚きの結果とは。減量成功に欠かせない心理面のサポートや依存との関係まで深掘りします。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
苦味は消化を刺激し、胃酸・胆汁の分泌を高めて代謝をサポートします。GLP-1などのホルモンにも働きかけ、血糖の安定や食欲抑制にも効果が期待されます。腸内環境の改善にも有用とされる注目の習慣です。
デンマークの研究で、低炭水化物・高タンパク質食を続けた人は、体重が大きく減らなくても血中脂質が改善し、肝臓脂肪が減少しました。糖質制限が代謝を健やかに保つ可能性が示されました。
人気の糖尿病薬チルゼパチドに思わぬ落とし穴。視力を脅かす眼疾患リスクが2倍に?最新研究が示す意外な事実と注意点を解説します。