リオ五輪
リオ五輪観戦で寝不足! 金メダル獲得数ロンドン五輪超えるか
リオデジャネイロオリンピックが開催されてから、すでに半ばを過ぎた。金メダル獲得数も7個と、すでに前回開催のロンドンオリンピック大会を上回る勢いだ。
開催前から、メダル獲得を期待されていた男子水泳は荻野公介選手が期待とおり男子400m個人メドレーで金メダルを獲得した。少年時代から荻野をライバル視してきた瀬戸大也選手も同競技で銅メダルを獲得した。
女子水泳は女子200m平泳ぎで金藤理絵選手が金メダル獲得を獲得した。金藤選手は北京オリンピック以来、8年ごしの金メダル獲得とあって感動もひとしおだ。女子200mバタフライの星奈津美選手も金メダルを期待されていたが残念ながら銅メダルに終わった。
メダル獲得が確実視されていた男子体操の内村航平選手も男子個人総合において、ベルニャエフ選手と競り合う展開を制し、金メダル獲得を決め、ロンドン、リオ大会と2大会連覇を達成した。また2004年アテネ大会から逃していた男子体操団体の金メダルも達成した。
柔道男子は出場した全ての階級でメダルを獲得するという快挙を達成し、90kg級のベイカー茉秋選手と73kg級の大野将平が金メダルを獲得した。また羽賀龍之介は敗者復活から銅メダルを獲得するなど日本男子柔道代表の充実ぶりを伺わせる。女子も70kg級の田知本遥選手が金メダルを獲得したほか、松本薫選手を始め4名の選手が銅メダルを獲得した。
その他、錦織圭選手が96年ぶりに日本のテニス界に銅メダルをもたらしたり、卓球個人の水谷隼選手が史上初めて銅メダルを獲得するなど記憶に残るドラマがくりひろげられている。
オリンピックも後半に入っているが、吉田沙保里選手など女子レスリング競技が金メダル獲得の可能性を期待されており、これからも眠れない夜が続きそうだ。
(文/大道)
関連記事
ブラジル・リオデジャネイロ五輪大会の開会式が5日夜(日本時間6日朝)にマラカナン競技場で行われる。開会式のリハーサルがこのほど実施された。「サッカーの神様」と呼ばれるペレ氏が開会式の重要テーマである最終聖火ランナーを務める可能性などを一部のリハーサルを鑑賞したゲストが、ソーシャル・ネットワーキング・サービスに(SNS)を通じて外部にリークした。
リオ五輪で、競泳女子100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得した傅園慧選手のファンが増大している。メダルの結果ではなく、喜びを全身で表すキュートな表情に、多くの人々が魅了された。
リオデジャネイロ五輪でデザインの間違った中国共産党の五星紅旗が掲揚されたことについて、リオ五輪組織委員会は、修正した旗を8日目までに届け、メダル授賞の表彰台に掲げた。誤った旗のデザインについて、評論家は「共産党に民衆がそっぽを向いている」ことを暗示したと指摘した。
カッピング(吸玉療法)とは、中国医学の伝統的な治療法の一つで、米国のオリンピック選手の間で積極的に取り入れられていることから、今最も熱い視線が注がれている自然療法だ。米国の著名なアスリート、水泳のマイケル・フェルプス選手の身体に残るカッピング跡は、彼の獲得した金メダル同様、世界中から注目を集めている。