テレビやネットの普及により、さまざまな情報が氾濫する時代。時に、正しい価値観とは一体何なのか、分からなくなることはありませんか?激動の歴史を経た中国の古代文献には、奥深い人生訓が満載。人生を切り拓くヒントが得られるかもしれません。
≪春秋左伝より≫
1.まるで自然に流れる水を見るように、他人のよい意見を聞き、さらりと受け入れるべきである。
2.間違いを犯さない人などいるだろうか?自分の過ちに気づき、それを正そうとする人間こそ偉大である。
3.学ぶことを好み、一心に志す。
4.尊敬の念は、徳そのもの。常に尊敬の念を抱く人は、有徳の人である。
5.己を修養し、他人の過ちを責めない。
6.天は人をえこひいきしたりしない。ただ、天は有徳の人を助けるだけである。
7.有徳の人は、神々から守られる。
8.徳は完全で、広大である。それは、一切を包括する天であり、大地を維持する全てである。
9.君子の語る言葉は誠であり、それは実証することによって信用される。
10.多くの不善を行えば、自分の身に災難がふりかかる。
11.悪人を懲罰し、人を善に向かわせる。
12.善良な本性を失ってはならず、悪い本性を長引かせてはならない。
13.徳行を積むことを優先し、腐敗した部分は徹底的に除去すべきである。
14.安逸と快楽は毒であり、それらに執着してはならない。
15.人々の暮らしは勤勉の上に成り立ち、それが欠乏を防ぐ。
16.悪い部分を正そうとしなければ、それは破滅への第一歩である。
(翻訳編集・郭丹丹)
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