東京、台湾をめぐる神韻交響楽団アジアツアーが、東京オペラシティで15日、初日を迎えた。観客の声が届いた。
「身体と楽器が一体になっているよう」
「一言で表現できない」。公演鑑賞後、ラジオパーソナリティの高橋みさよさんは、このように話してくれた。「古典音楽がどのようにオーケストラによって演奏されるのか想像できなかった。頭のてっぺんからつま先まで感動」した。
演奏者は、身体が楽器と一体になっていると感じたという。大草原の鼓動を伝える迫力に圧倒され、台湾民族の音楽には、踊りだしたくなるほど心地良くなった。
身体全体から発声する伝統のベルカント唱法を採用した独唱について、「あんな声はどこから出てくるの」と感銘を受けたと語ってくれた。
神韻の舞台も楽しみ
中国出身の高山昇さんは、中医学を大学で学んだ。28年前に日本に来て、東洋中国気功整体学院を創立した。中国伝統の音楽と西洋のクラシックは「初めての体験」で、斬新さに驚いたという。
また、この神韻音楽を聴いて、来年1月に日本で開催される舞台芸術である神韻芸術団の公演が楽しみだという。
このたび、神韻交響楽団の公演は、世界でも知られる著名会場の東京オペラシティで行われた。中国文化を好む人、音楽を好きな人にぜひ聞いてもらいたいと勧めている。「音の一つずつに意味が込められていて、神韻音楽から善良な力を感じ取った」と述べた。
飛行機のなかで神韻公演を知る
東京に休暇で来ていた、チャールズ・マーティンさんは、ニューヨークでIT関連の仕事をしている。飛行機で、東京で神韻が開催されることを知った。公演後の感想を伺ったところ「誰もが見るべきもので、見逃してはならないショー」と表現した。
マーティンさんは、ニューヨークでも上演されていると知っていて、「すべてが素晴らしい、価値あるものと伝えたい」と述べた。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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