大阪市の北区ボランティア・市民活動センターで20日、開催された『北ボラ祭り2016』では、中国伝統気功・法輪功が紹介され、功法の披露では参加者がともに気功を実践した。体験者によると「身体が非常が熱くなった」との感想が聞かれた。
北区ボランティア・市民活動センターでは、約1年前から地元の法輪功学習者により毎週月曜日、13時から17時までの間、無料気功教室が開催されている。
法輪功は5通りの功法からなるが、当日は、第一功・第三功・第四功を会場の観客と共に行った。短時間で、ゆったりとした動作だが、参加者からは「身体が非常に熱くなった」との感想が聞かれた。
教室では、約2時間の気功動作の後、指導書『転法輪』を読む。精神と物体とは同一のものであるという教えから、道徳を重んじ善良な人となるように、心を鍛えることも重視している。
気功教室が開設された当初から参加している近くに住む飲食店勤務の女性は、体調が非常に良くなったという。
北区ボランティア・市民活動センターは、「ボランティアをしたい」または、「ボランティアをお願いしたい」個人や施設等の団体をつなげ、区内の支え合い助け合いの輪を広げていき、誰もが住みやすいまちづくりを住民の皆さんと共に考えて活動している。
法輪功は、1992年、中国の吉林省で伝えだされた気功法。1998年5月、当時の中国国家体育委員主任・伍紹祖氏によると、法輪功を実施したことによる病気治療と健康増進の効果は全国で97.7%に見られたという。現在、114カ国で1億人を超える人たちが法輪功を学んでいる。
(文・高木芳明)
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