神韻芸術団の世界ツアー2017年が目下、巡回中だ。同芸術団は1月11日~15日、ニューヨークの権威ある芸術ホール・リンカーンセンターで公演した。4日間の日程のチケットはすべて完売し、追加公演も起きるほど大反響を呼んだ。
日本での神韻公演は1月26日~2月2日まで、東京・名古屋・京都で公演される。京都での舞台は終え、30日・31日の文京シビック大ホールでの公演チケットは完売。2月1日と2日の愛知県芸術劇場大ホールでの公演チケットは、残りわずか。
神韻芸術団はニューヨーク拠点の中国伝統芸術の復興を掲げる芸術団。躍動感あふれるダンス、中国古典楽器の奏でる調べが、壮大な西洋オーケストラをリードして、中国数千年の歴史が培った世界観を観客へ提供する。公式サイトによると、北米、欧州、アジアなど世界数十カ国で毎年巡回公演が展開され、これまで数百万人の観客を動員してきた。
ニューヨークでの観客の声を一部紹介したい。
法律会社CEO、「今世界に最も必要なのは神韻」
法律事務所で管理・業務を担当しているカルメン・パディラ氏は物資管理役の夫、ビクトル・パディラ氏と一緒に12日午後の神韻公演を鑑賞し、「言葉では表せないほど美しかった」と語った。
カルメン氏は、神韻公演から伝わるエネルギーを感じたという。「全ての人はエネルギーで構成され、全ての根本であることを感じました」と感動を述べた。ビクトル氏は「精神性が即ちエネルギーです。あなたがもし霊的な部分を考えたらそのエネルギーを感じ取れるでしょう。公演を見ている間はまるでこの世界から離れたようでした」と感想を付け加えた。
パディラ夫婦はまた「世間の道徳がどんなに落ちたとしても人々は皆善なる面を持っていると信じています。今のマスコミはどうしてもネガティブな面だけ扱ってポジティブな面は看過しています。だからこそ我々には神韻のような公演が必要です」と述べた。
Think Love代表「感動に満ちた舞台」
9歳になった娘と一緒に観賞に来たグローバル団体シンクラブ(Think Love)のゼン・パオリーノー氏は周りの多くの人たちから神韻の話を聞き、見に来たという。パオリーノー氏は特に公演の最後のシーンが印象に残ったと語った。「天が崩れ、すべてが絶望に陥った瞬間、人々が団結して一つになったシーンの時には全身が震えました。とても美しかった。運命のように引っ張られて神韻を見た理由が何だったかようやくわかったような気がします」。
彼女は公演を通じて人間の本性と道について考えることができたと述べた。
「人々には神の一面があり、私たちは皆神の故郷から来たのです。公演はその『旅』をよく表し、記憶の彼方に沈んでいた我々の本当の姿を思い出させてくれました。記憶を通して真相を知ったとき神の支えを受け、天国に戻ることができるのです」
米国BBBS会長「エネルギーに満ちた公演、周りにおすすめしたい」
100年の歴史を誇る米国「ビックブラザーズ・ビックシスターズ(BBBS)」は現在米国内370カ所の地域と世界127カ国で連合体系を構築している指導(mentoring)プログラムである。ニューヨークBBBSの会長ヘクトル・バティスタ氏と妻のビクトリア氏は今シーズン神韻の初公演を鑑賞した後、「とてもすごいエネルギーでした。神韻は希望を与える公演」と述べ、二人とも最も印象深い点は公演が伝えるメッセージだったと伝えた。ヘクトル氏は「公演に用いられた伝統衣装と背景も美しかったが、‘真’と‘善’を込めたメッセージはそのエネルギーがものすごかった」と付け加え、周りの知人にもぜひおすすめすると語った。
国際マスコミ副総裁「みんなが必ず見てほしい」
米国グローバルメディア‘ニューヨークRTVI’のビジネス副総裁、アレックス・オニシチェンコ(Alex Onishchenko) 氏は恋人のマリア・ルミンチェヴァ(Maria Rumintseva)氏と一緒に神韻を鑑賞した。彼は将来に神が人間を助けることを感じ取ったと述べた。
マリア氏は「神韻はとても壮観で、神秘さに満ちていました。今まで見たどの公演とも異なります。人の好奇心を刺激する中国伝統文化にはまってしまいました」と語った。
彼らは神韻の持っている精神的な内包にも共感すると述べた。マリア氏は「歌詞からは人類が危機に見舞われるときに神が私たちを救い、中国人だけでなく世界の全ての人を救い出すという普遍的な価値を知ることができました」とつけ加えた。
アレックス氏も「今日私たちは創世主の加護を受けていると感じました。神韻は全ての人が見るべき公演です」と伝えた。
(翻訳・齊潤)
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