環境汚染に反対

警察が市民へ暴行、身柄拘束=黒龍江省の工場建設再抗議

中国黒龍江省大慶市の市民らが14日に続き、環境汚染をもたらす可能性のあるアルミ工場建設をめぐって16日に市政府前広場で2回目の抗議活動を行った。地元政府は警察官500人を動員し鎮圧にあたった。抗議活動に参加した市民の情報では、警察らは市民を殴打し、また高齢者を含む一部の市民は当局に身柄拘束されたという。

現地時間16日午前9時頃多くの市民が再び市政府前広場に集まり、政府に対してアルミ工場建設の取りやめを嘆願した。

匿名の市民は大紀元に対して、市政府への怒りをあらわにした。「14日の抗議活動の時、政府幹部がすでに工場建設を停止したと言ったが、工場予定地の近くに住む市民の話では、工事がまだ行われている。その市民は工事様子の動画を撮っていた」「政府の言うことは信用できない」。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。