動画情報サイト「Tubular Insights」の発表したランキングに海外華人メディアが第9位に躍進した。(スクリーンショット/大紀元)

世界の動画製作元トップ10 海外華人メディアがランクイン

今年1月、動画情報サイトが発表した世界の動画配信サイトのランキングで、海外華人メディアで大紀元のグループ会社である新唐人テレビ(NTD Television)が、トップ10にランクインしていたことが明らかになった。

動画情報サイト「Tubular Insights」はYoutubeやFacebook、インスタグラム等にアップロードした動画のデータを集め、毎月、世界ランキングを更新している。その1月の統計によると、新唐人テレビは前月と比べて13位上昇し、NBAとThe Dodoを追い越して第9位となった。新唐人テレビの1カ月の動画再生数は、11億を超える。

サイト評価にはV30ER30という2つの指標がある。V30とは、動画がアップロードされてから一カ月以内に再生された回数のこと。新唐人のV30値は約327万回であり、第10位のCNNの100万回の3倍以上となっている。

ER30値は、動画配信後30日間のエンゲージメント率を平均値と比較した数値だ。ユーザーが積極的な反応(いいね!等)を多くすればするほど、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のエンゲージメント率が大きくなる。

「Tubular Insights」によると、ER30値の平均値は1.0xであり、1.0xより大きければより多くのユーザーが動画に反応していることが分かり、逆に1.0xより小さければユーザーの反応が平均以下ということになる。他のトップ10メディアのエンゲージメント率が0.8x(反応率が平均以下)ないし1.0x(平均値ちょうど)である中、新唐人テレビだけが1.4x(平均値超え)を記録した。

新唐人テレビは2001年に設立した華人メディア。本部はニューヨークのマンハッタンに位置する。中国語の他、日本語、英語、ドイツ語など様々な言語でニュースや動画を配信している。

(翻訳編集・文亮)

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