空母カール・ビンソンを含む米海軍艦隊は朝鮮半島へ26日にも到達しないとみられている(Petty Officer 2nd Class Dusty Howell/U.S. Navy/Getty Images)

「カール・ビンソン号」は今どこ? 米国防長官釈明=米メディア

米国原子力空母「カール・ビンソン号」をふくむ米海軍艦隊が、いまごろ北上して朝鮮半島に向かっていることについて、マティス国務長官は19日、「計画を今後変更する予定だ。ビンソン号はシンガポールを出た後、一方向に進むのではなく、同地域での南下も含めた進路を取る」と釈明した。

北朝鮮が新たな核実験に踏み切る可能性が高まる中、米海軍当局は8日、同艦隊は寄港しているシンガポールから、オーストラリアに向かうのではなく、北上して西大平洋に向かう命令を受けたと発表した。

またトランプ米大統領は11日、米フォックスニュースでのインタビューで「われわれは極めて強力な艦隊を派遣するだろう」と述べた。このため、当初はカール・ビンソン号はすでに朝鮮半島に向かったと推測された。

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