Nogamiの旅日記 花の楽園ーあしかがフラワーパーク(下)
草臥れて 宿借る頃や 藤の花
(くたびれて やどかるころや ふじのはな)
松尾芭蕉
古来から藤は人々に愛されてきました。藤を女性に例えたり、衣服の色にもなったり。
Nogamiの旅日記 花の楽園ーあしかがフラワーパーク(上) 前回の続き。
園内の中央にある薄紅橋は西洋の庭園のような風景です。静かな水の上に立つ上から垂れ下がる薄紅藤の橋は、まるで自然と一つになっているようです。
小さな藤がところどころに咲いています。
さらに奥へ進むとお休み広場があり、目の前には一本の小さなむらさき藤が咲いています。枝が傘のように広がり、小さくても十分楽しめます。
道路の両脇には色とりどりの花、つつじやバラなどが咲いています。
最後にお土産を買って帰ることも楽しみです。藤をデザインしたグッズやアイテムがあり、藤の香水、アロマオイルなど、また花の種、植木、もちろん藤の花も売っています。
次回は北海道に旅します。お楽しみに!
(文 Nogami)
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今回は栃木県のあしかがフラワーパークを尋ねました。94,000㎡の敷地面積を埋めつくすかのように植えられた花は、まるで花の楽園のようです。
その中の一番の目玉は樹齢150年の大藤で、色ごとに5種類の藤があり600畳敷にもなります。大藤4本と80mにおよぶ白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されていて、この美しさはアメリカCNNの「世界の夢の旅行先10カ所」に選出されるほどです。4月中旬から5月中旬の一カ月が藤の見頃となります。