このタフさを見習いたい! 

孤児1400人を育てたインドのグレート・マザー

著しい経済成長を遂げる一方、深刻な社会問題を抱えるインド。特に、地方における女性蔑視は健在で、レイプや児童婚が後を絶たない。教育を受けていない女性が夫から放り出されれば、生きる道は物乞いだけ。想像を絶する厳しい環境に置かれながら、1400人のストリート・チルドレンを育てた女性がいる。

過酷な人生

今年69歳になるシヌタイ・サプカルさん(Sindhutai Sapkal)は、インドのマハーラーシュトラ州、ワルダー県の小さな村に生まれた。望まれた子ではなかったため、母親からは「Chindhi」(ぼろ布)というあだ名を付けられた。

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ガンジス川はインドの人々にとって「聖なる川」である。そこは人が生きている時は心身を清める場所であり、死後は安寧を得る場所、というのがインド人の認識だ。
乾燥した南インドの土地に木を300本植えたおばあさんがいる。彼女の名前はサルマラダ・ティンマッカさん(Saalumarada Thimmakka)。105歳になるティンマッカさんは学校に通ったことがなく、また子供を授かることもできなかった。インドの農村に暮らす女性にとって、不妊は不名誉なことであり、家族や社会から追放される可能性もある。しかし、彼女は子供の代わりに木を育て、今ではエコ活動のヒロインとしてインドで広く知られている。CNNが伝えた。