フランス・パリで行なわれる全仏オープンテニスが、本日いよいよ開幕する。WOWOWでは6月11日まで、頂点を目指す錦織圭の戦いなど、15日間にわたって繰り広げられる赤土の熱戦を連日生中継する。

今大会のサーフェスは、球足の遅い赤土（レッドクレー）のコート。技術に加えスタミナや精神力が勝負の行方を左右する。大会第1日に行われる男子シングルス1回戦で、25シードのスティーブ・ジョンソン（アメリカ）と対戦する杉田祐一にWOWOWが現地で独占インタビューを行なった。

Q：初めての全仏オープンメインドローですがいかがですか？

「緊張よりワクワクした気持ちが大きいです」

Q：練習はどうでしたか？

「いいプレイヤーといいセッションがこなせていて非常にいい状態なので、あとは試合までしっかり準備しようという感じです」

Q：クレーでのプレーは好きですか？

「今年から初めてトライして、これだけクレーのシーズンをしっかり出られているのは人生で初です。最初はフィットするか不安なところはあったのですが、バルセロナで非常にいいテニスができて、そこから練習とトレーニングと充実した数週間を送ることができています」

Q：バルセロナでクレーでの戦い方のコツをつかんだということですか？

「そうですね。予選まではディフェンシブな試合が多かったのですが、トップ選手と戦うにあたって自分の持ち味を出していかなければならないということで、クレーでももっともっと中に入って自分の持ち味を出していこうというプレーが非常にフィットして、いい形で3試合できました。クレーということにとらわれずに、いい形で試合ができたのでそこは本当に自信になりました」

Q：1回戦はスティーブ・ジョンソン（アメリカ）です。昨年は芝で戦っていますが、どんな相手で、どう戦いますか？

「サーブ、ボレーとオールラウンドにプレーができる選手なので、基本は自分のペースに持っていくことです。非常にサーブがいいので、しっかりリターンをいいプレースメントで返すことが大事だと思っています。5セットあるのでしっかり合わせていけるかと思っています」

Q：意気込みをお願いします。

「非常にいい形で全仏オープンに入れているので、思う存分全力でいいプレーをしたいと思っているので応援よろしくお願いします」

「全仏オープンテニス」第1日は、5月28日午後5:30～WOWOWプライムにて無料放送される。

（編集　大道）