創業して70余年のうなぎ蒲焼老舗の鮒忠は7月8日、第7回鮒忠うなぎ祭りを開催。うなぎを目の前に泳がせて参加者は自らつかみ捕り、職人さんに蒲焼ににし、お持ち帰りする体験型イベントが催される。
うなぎの蒲焼は美味しいと知っていても、どんな形状をしていてどんな生き物か知らない子どもも多く、切り身で泳ぐと思っている子どもさえいるよう。今回は50匹の国産鹿児島産うなぎが放たれ、子どもたちが動き回りキャッチする中でうなぎのヌルヌルが実感できることも催しの趣旨の一つ。
鮒忠(ふなちゅう)創業者・根本忠雄氏は戦後、昭和21年初めに、浅草千束の地に川魚料理屋川魚(どじょう・うなぎ 等)の行商からスタートし、鰻と焼き鳥を庶民の味として定着させてきた。
イベントでは、職人がうなぎをさばくことから蒲焼をするまでの全過程を親子で見学ができる。参加条件は小学生以上。国産ウナギ一匹のかば焼き(鰻丼2杯分に相当)持ち帰りで、参加費は3000円。うなぎ祭り会場は、東京都足立区保木間5-21-21 東京セントラルキッチン南側駐車場。
(編集・豊山)
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