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習近平「金正恩は大嫌い」でも体制を延命させるワケとは?
「習近平氏は、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が大嫌いだ」。英BBCがマックス・ボーカス前在中国米国大使の発言として報じた。国家主席に就任して以来、北朝鮮と距離を置いてきた習近平主席は、政治利益のために金正恩政権を容認しているだけだという。
中国は、今年最大のイベントである共産党第19回全国代表大会を10月に控え、朝鮮半島情勢の不安定化を避けたい。それを見透かした北朝鮮は挑発行為をエスカレートさせていると専門家は指摘する。
オバマ政権下で在中国米大使館を3年間務めたボーカス氏は「習近平氏が口にした侮べつの言葉は、金正恩を形容するときのものだった」と語った。
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