フィリピン大統領公邸付近で発砲、ドゥテルテ氏は不在
[マニラ 26日 ロイター] – フィリピンのドゥテルテ大統領警護チームのメンバーが26日、銃の発砲により死亡しているのが発見された。大統領は発砲があった時に現場からはずっと離れた所にいたという。大統領警護グループ(PSG)のトップは、犯罪の可能性を否定している。
現地時間午前8時50分(日本時間午前9時50分)頃、大統領の公邸付近のPSGのベースがあるマラカナン・パークで、PSGメンバーの男性が死亡しているのを男性の夫人が発見した。男性は発砲により胸部を負傷し、死亡した。
PSG指揮官Lope Dagoy氏は、テロの可能性はないと説明。記者団に対して「犯罪行為の可能性はない」と語った。
Dagoy氏のコメントの数時間前にドゥテルテ大統領がどこに居たかは不明。大統領は25日には公の場に姿を現していない。それより前には、出身地である南部のダバオに数日滞在している。
大統領の報道官は定例会見で、発砲があった際の大統領の所在について質問された際、「それに関する情報は何もない」と語った。
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