ティラーソン米国務長官が28日から訪中、北朝鮮情勢など協議へ

[ワシントン 26日 ロイター] – 米国務省は26日、ティラーソン国務長官が今月28─30日の日程で中国を訪問し、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国との貿易などについて協議すると発表した。

国務省のナウアート報道官は、今回の訪問は11月に予定されているトランプ米大統領の訪中の地ならしともなると述べた。

ナウアート報道官は定例会見で、国連のより厳しい制裁を履行するため中国が取っている措置について「重要だ」と指摘。「対中関係は良好だ」とし、これはティラーソン長官の訪中が就任から約9カ月で2度目となることによっても示されていると述べた。

同報道官は「中国は正しい方向に向かって非常に大きな措置を講じている」と述べた。また、「各国ができることはもっとある」と前置きしたうえで、現時点での中国の取り組みに謝意を表明した。

関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。