英首相、イラン核合意へのコミット再確認 米大統領との電話会談で
[ロンドン 11日 ロイター] – メイ英首相は、10日に行ったトランプ米大統領との電話会談で、2015年のイラン核合意への英国のコミットメントを再確認した。
同合意は、西側による経済制裁の大半を解除する見返りにイランに核プログラムの抑制を求める内容。
トランプ大統領は、この合意について「恥ずべきもの」「最悪のディール」だったと酷評しており、米政権当局者は先週、トランプ氏が15日の期限までに、イランが合意を順守していないと表明する可能性があると述べている。
英政府は、首脳らの電話会談後の声明で「首相は、英国が欧州のパートナー諸国とともに合意に強くコミットしていることを再確認し、合意は地域の安定に不可欠との考えを示した」と明らかにした。
また「(首相は)合意を注意深く監視し、適切に実行することが重要と強調した」とした。
一方、ホワイトハウスの声明によると、トランプ大統領は電話会談で「テロ支援や脅威をもたらすミサイル開発など、悪意ある不安定化行為についてイラン政府に説明責任を果たさせるよう、協力することが重要と強調」した。
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