ロシア外務省、米外交官300人以下へ退去要請の可能性
[モスクワ 11日 ロイター] – ロシア外務省は、ロシア駐在の米外交官を300人以下に削減するよう求める可能性がある。ロシア通信(RIA)が11日、外務省北米部のトップであるグレゴリー・ボリシェンコ氏の発言として報じた。
ロシア政府は7月、外交関係の悪化から米国にロシア駐在の外交官と技術職員を約6割削減し455人とするよう求めた。
ボリシェンコ氏によると、455人は米国駐在のロシア外交官の数と一致するが、ロシア国籍の国連職員も含まれる。
同氏は「善意で国連職員も考慮にいれていたが、米国がこれを評価しないなら、われわれには米国の外交官を削減する権利がある」と発言。均衡数から国連職員を除外する可能性を示唆した。
こうした場合、ロシア駐在の米外交官の数は300人以下になるという。
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