米大統領、ケリー首席補佐官の側近を国土安全保障長官に指名

[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は、ジョン・ケリー大統領首席補佐官の側近であるカーステン・ニールセン次席補佐官を国土安全保障長官に指名した。ホワイトハウスが11日発表した。

上院で指名が承認されれば、ニールセン氏は米国の国境や空港の警備、移民政策、難民申請、災害対応などを管轄し、24万人を超える職員を抱える国土安全保障省の長として指揮を執ることになる。

ニールセン氏(45)はサイバーセキュリティーの専門家で、国土安全保障分野でのキャリアが長い。ケリー氏の国土安全保障長官時代にも同氏の首席補佐官を務めた経歴を持ち、ケリー氏が大統領首席補佐官に就任した際にホワイトハウスに異動した。

ケリー氏の長官退任後はデューク副長官が長官を代行していた。

ニールセン氏は、大統領に接触できる人物を制限するケリー氏の命令を厳格に実行していたことから、接触を制限された一部のホワイトハウス当局者から反感を買っていた。

ニールセン氏を国土安全保障長官に据えることで、トランプ大統領とケリー氏は同省へのにらみを利かせ続けることができそうだ。

関連記事
2024年5月19日、前大統領ドナルド・トランプは、現職大統領ジョー・バイデンに対して初の大統領討論会前に薬物検査を受けるよう要求する意向を示した。トランプ氏はバイデン氏が3月の一般教書演説の際に「薬物の影響下にあった」と主張し、そのため討論会前に薬物検査を受けるべきだと述べた。
中華民国第16代の総統と副総統の就任式が5月20日に華やかに行われ、米国、日本、ヨーロッパからの要人が祝福のために来訪した。新総統の頼清徳氏は「国民を最優先に」と述べ、台湾が世界の発展に貢献する強い存在であるべきだと力説。台湾の国民は新しい政権に何を期待しているのか? 詳細をお伝えする。
ドナルド・トランプ前大統領のニューヨーク裁判が終わりに近づいている。5週間にわたる審理を経て、検察側はすべての証人喚問を終え、トランプ氏側の弁護団は反論の証言を手短に済ませる予定だ。ニューヨーク最高裁のフアン・メルチャン判事は、5月21日に最終弁論を始める準備を整えるよう双方に指示した。
2024年5月13日、米国国会議事堂の前で、ある特別な意味を持つ米国国旗が掲揚された。これは、法輪功の創設者である李洪志氏に対する敬意と、法輪大法が社会にもたらした素晴らしい影響を称え、世界法輪大法日を祝う行事の一環だ。
「パンデミックに対するこの新たな提案(パンデミック条約)は非常に歪んでいる。これはビジネス戦略であり、公衆衛生上の戦略ではない。富の集中と植民地主義によるビジネスだ」元WHO職員 デイビッド・ベル氏