インタビュー:カタルーニャ独立は中止もやむなし=元アドバイザー
[ベオグラード 11日 ロイター] – スペイン北東部カタルーニャ自治州を含めコソボなどの独立派に助言を行ってきた英国の外交コンサルタントが、同自治州は独立を中止せざるを得ないとの見解を示した。有効性が疑問視されている国民投票を拠り所とした独立は、誰にも認められないだろうとみている。
非営利組織(NPO)「インディペンデント・ディプロマット」の創立者であるカーン・ロス氏は、これまで南スーダン、西サハラなどでも独立派と仕事をしてきた。同氏はロイターの電話インタビューに応じ、スペイン政府が同意する国民投票が実施されなければ、危機の解決方法はないとした上で、そのために他の欧州連合(EU)加盟国に圧力をかけるよう要請するべきだとの意見を提示。
「完全な独立宣言をしていたら、非常に大きな問題となり、スペイン政府との明らかな対立につながっていたはずだ。彼(自治州のプチデモン州首相)は、独立を認めて欲しいと考えているとみられる国々からも、独立を宣言しないよう強い圧力を受けていた」と述べた。
関連記事
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係が指摘されるサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使われるスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)煉化有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した
メディアの報道によると、アメリカ防総省内部では、イラン戦争でアメリカを支援しなかったヨーロッパの同盟国に対し、懲罰的措置を取ることが検討されているという。スペインをNATOから除名する案も取り沙汰されている