海外の引き締め策に追随して利上げ急ぐことない=豪中銀議事要旨

[シドニー 17日 ロイター] – オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が17日に公表した10月の理事会の議事要旨では、他国の引き締め策に追随して利上げを急ぐことはないとの中銀の見解が明らかになった。

議事要旨は「他国の利上げに向けた動きは歓迎すべきことだが、豪政策設定に機械的に影響を及ぼすことはない」とした上で、政策金利の変更は、国内経済次第だと説明した。国内のインフレと賃金水準は依然落ち着いている。

また、他の先進国では、政策がより大幅に緩和されたと指摘した。

米国とカナダの中銀は今年既に利上げを行っており、英中銀も引き締めの可能性を示唆している。

豪中銀のロウ総裁は先月、政策金利の次の動きは低下より上昇の可能性の方が高いが、当面は現行水準にとどまるとの見方を示した。

議事要旨では、中銀が豪ドル高について、「material」という表現を使うことで、警戒姿勢を和らげたことが明らかになった。

議事要旨は、豪ドルのさらなる「大幅(material)」上昇は、成長・インフレ鈍化につながる可能性があるとしている。

*内容を追加しました。

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