カタルーニャ州、中央政府の直接統治に反対
[マドリード/バルセロナ 21日 ロイター] – スペイン北東部カタルーニャ州の独立問題で、同州自治政府は21日、中央政府による直接統治を受け入れない方針を示した。
これに先立ち、同国のラホイ首相は、憲法の規定に基づき、同州の議会・政府を解体し、6カ月以内に選挙を実施すると表明。上院は、首相が表明した措置を今月27日に採決にかける予定。
上院が中央政府の措置を承認すれば、中央政府は同州政府の財政・警察・公共メディアを完全に管理下に置き、最長6カ月間、州議会の権限を制限できる。
カタルーニャ州自治政府のプチデモン首相は「カタルーニャ州民に対する(軍事独裁政権以来)最悪の攻撃」と非難した上で、州議会に対して本会議を開催し、今後の対応を協議するよう要請した。
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。