カタルーニャ州、中央政府の直接統治に反対

[マドリード/バルセロナ 21日 ロイター] – スペイン北東部カタルーニャ州の独立問題で、同州自治政府は21日、中央政府による直接統治を受け入れない方針を示した。

これに先立ち、同国のラホイ首相は、憲法の規定に基づき、同州の議会・政府を解体し、6カ月以内に選挙を実施すると表明。上院は、首相が表明した措置を今月27日に採決にかける予定。

上院が中央政府の措置を承認すれば、中央政府は同州政府の財政・警察・公共メディアを完全に管理下に置き、最長6カ月間、州議会の権限を制限できる。

カタルーニャ州自治政府のプチデモン首相は「カタルーニャ州民に対する(軍事独裁政権以来)最悪の攻撃」と非難した上で、州議会に対して本会議を開催し、今後の対応を協議するよう要請した。

関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。