カタルーニャ州首相、選挙実施表明を見送り
[バルセロナ/マドリード 26日 ロイター] – スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン首相は、州議会選挙の可能性を否定した。
中央政府と独立を求める州とは膠着状態にあるが、州政府で自治を管理するため首相は選挙を発表するとみられていた。
しかし首相は、選挙を実施することになっても中央政府による直接統治を阻止する保証を得られていないと指摘。「保障を得られれば選挙実施を表明する用意があったが、保障がない」として今日の表明を見送った。
その上で、独立を推進するかどうかは議会にかかっていると述べた。
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。