米国防長官「米の目的は北朝鮮との戦争ではない」、DMZ視察で

[板門店(韓国) 27日 ロイター] – マティス米国防長官は27日、韓国入りし、北朝鮮との軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を視察し、米国の目的は北朝鮮と戦争をすることではなく、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に核兵器を放棄するよう説得することだと述べた。

演説の準備原稿によると、同長官は「国連安全保障理事会による全会一致の非難にもかかわらず、北朝鮮の挑発行為は地域および世界の安全保障に引き続き脅威をもたらしている」と指摘。

「ティラーソン国務長官が明確にした通り、われわれの目的は戦争ではなく、完全で検証可能かつ不可逆的な朝鮮半島の非核化だ」と語った。

関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。