日米韓の防衛担当高官が協議、北朝鮮に挑発停止呼び掛け

[ソウル 30日 ロイター] – 日米韓3カ国の防衛担当高官は29日、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射や核実験について協議し、北朝鮮に対して兵器開発という「破壊的かつ無謀な道」を放棄するよう求めた。米軍が声明で明らかにした。

日米韓による協議は、ダンフォード米統合参謀本部議長が主催し、米太平洋軍のハワイ司令部で行われた。声明によると「(3カ国は)域内の緊張感を高める無責任な挑発行為を控えるとともに、破壊的かつ無謀な(兵器)開発の道を放棄するよう、北朝鮮に対して呼び掛けた」。

関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。