日米首脳、対北朝鮮で連携確認 トランプ大統領訪日前に電話会談
[東京 30日 ロイター] – 安倍晋三首相とトランプ米大統領は30日午後10時過ぎから電話会談し、11月5日からの訪日日程を巡り最終調整した。北朝鮮への対応についても協議し、引き続き緊密に連携することを確認した。
西村康稔官房副長官が、首相官邸で記者団に明らかにした。電話会談は午後10時過ぎから20分間程度行われ、トランプ大統領の滞在日程や北朝鮮情勢について意見交換した。
会談の中で、トランプ大統領は「訪日を楽しみにしている。日米は100%ともにあり、日米同盟の強さは疑問の余地がない」と言及。「(訪日時の日米首脳会談で)北朝鮮情勢など様々な議論を深めることで一致した」という。
(山口貴也 編集:田巻一彦)
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。