米エクソン、パキスタンのLNG事業撤退 三菱商事なども追随か

[イスラマバード/ロンドン 30日 ロイター] – パキスタンに液化天然ガス(LNG)を輸入する大型プロジェクトから米石油大手エクソンモービルが撤退したことが明らかになった。冬場に燃料が不足する同国へのLNG輸入を推進する取り組みが打撃を受ける恐れがある。

政府当局者や業界関係者がロイターに語ったところによると、カラチのカシム港で進められている同プロジェクトを支援するコンソーシアム(企業連合)の6社間で意見が対立。フランスのトタルと三菱商事も撤退して別のコンソーシアムに加わる可能性があるという。

パキスタンの政府高官は、コンソーシアムの足並みがそろわないことを理由に、プロジェクトが成功する確率は10─20%と悲観的な見方を示した。

プロジェクトには浮体式貯蔵再ガス化施設(FSRU)が含まれ、FSRU内でLNGは再ガス化されて同国の供給網へ送られる。

LNG生産で世界最大手のカタール・ペトロリアムやトルコのグローバル・エナジー・インフラストラクチャー・リミテッド(GEIL)、ノルウェーのホーグLNGといったコンソーシアムの残りの3社がFSRUを提供する。

パキスタンのハシル・バザンジョ港湾・海運相はイスラマバードでロイターに対し、エクソンは現在、別のプロジェクトへの参加を巡って協議していると指摘。「同社はカシム港に新たなターミナルを建設することを考えている」と語り、三菱商事とトタルも別のコンソーシアムへの出資について話し合っていると付け加えた。

あるエネルギー当局者の話では、エクソンは「パートナーとの問題」があったためプロジェクトから撤退し、特にGEILとの間で意見が合わなかったという。

この件についてエクソン、トタル、GEILはコメントを控えた。三菱商事の広報は、同社はプロジェクトに関してパートナーとの話し合いを続けてきたと説明した。

カタール・ペトロリアムはコメント要請に返答していない。

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