反ロシア「義勇軍」夫婦、ウクライナで銃撃受け妻が死亡
[キエフ(ウクライナ) 31日 ロイター] – ウクライナ首都キエフ郊外で30日、ロシアのプーチン大統領暗殺未遂に関与したとされるチェチェン人と、そのウクライナ人妻を乗せた車両が銃撃を受け、妻が死亡した。ウクライナ内務省が明らかにした。
同省によると、夫のアダム・オスマエフさんと妻のアミーナ・オクエバさんを乗せた車は、キエフ郊外の踏切付近で、草むらに潜んでいた何者かの銃撃を受けた。
2人は、ウクライナ東部で親ロシア派武装勢力との戦闘に参加する義勇兵として、同国では有名な夫婦。
ロシア当局は、オスマエフさんが2012年にイスラム過激派が起こした爆弾を使ったプーチン大統領暗殺未遂に関与していたとしている。
オスマエフさんが命を狙われたのは今年6月に続いて2度目。1度目は銃撃を受けたものの、妻のオクエバさんが発砲し、銃撃犯を撃退していた。
首都キエフでは26日にもバイクに仕掛けられた爆弾が爆発し、野党議員を含む5人が死傷する事件が起きたばかりだった。銃撃事件で死亡したオクエバさんはかつて、この野党議員の相談役を務めていた。
関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。